
BEYOND二子玉川店の石田です!
今回は肩こり・首こり解消に向けた記事になっております😁
少しでもみなさんの参考になりますように✨
毎朝、意気揚々とデスクに向かうものの、午後になると肩が重く、首筋が張って集中力が続かない。そんな経験をお持ちの女性は決して少なくありません。実際、コンピューター作業者の54.9%が首・肩の痛みを経験しており、特に女性は男性よりもこれらの症状に悩まされやすいことが研究で明らかになっています。
長時間のデスクワークは、現代社会において避けて通れない現実です。。
しかし、適切な知識と対策を身につけることで、これらの不快な症状は大幅に改善できます!
本記事では、科学的根拠に基づいた効果的な運動法とワークスペースの最適化について、実践的なアプローチをご紹介します。
この記事をご覧いただいている方へ。
この記事をご覧いただいている皆さまは、健康面に気を使い、食生活や運動習慣の見直し、フィットネスジムに通われている。もしくは、入会等をご検討されている健康意識の高い方々ではないでしょうか?
実際に、厚生労働省が、健康づくりのための身体活動基準・指針を作成し、生活習慣病予防のための運動を推進しています。
また、日本政策金融公庫が発表した消費者動向調査(令和3年7月)では、運動面や食に関する志向で、“健康志向”の方が多く年々と増加しています。
より皆様が、健康的で充実した人生を歩めるよう、誠意を込めて記事を執筆いたしましたので、どうか最後までご覧ください。
<その他資料>
※スポーツ庁の資料(新型コロナウイルス感染症の流行による国民のスポーツへの参画状況や意識の変化、健康状態等に関する調査研究(令和2年度))では、コロナ終息後のパーソナルトレーニングジムの利用者数は急増中。
※経済産業省の『特定サービス産業動態統計速報』の結果でも、フィットネスジム並びに、パーソナルジム利用者は数多くいらっしゃいます。
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なぜデスクワークで肩こり・首こりが起こるのか?科学的メカニズムを解明


出典:Adobe Stock
肩こりや首こりは単なる疲労ではありません。
これらは、長時間の静的な姿勢維持によって引き起こされる複雑な生理学的プロセスの結果です。
人間の体は本来、動き続けることを前提として設計されているため、長時間同じ姿勢を保つことは筋骨格系に大きな負担をかけてしまうのですね。。
「テックネック」現象とその影響
現代のデスクワーカーに特有の問題として「テックネック」があります。これは、コンピューター画面を見続けることで頭部が前方に突出し、首の自然なカーブが失われる状態を指します。頭部が正常位置から1インチ前に出るごとに、首と上背部の筋肉にかかる負荷は約4.5kg増加します。
国際予防医学ジャーナルに掲載された研究によると、182名のコンピューター作業者を対象とした調査で、34.3%が1年後も持続的な首・肩の痛みを経験していることが判明しました。この研究は、単なる物理的要因だけでなく、心理的要因も痛みの持続に大きく関与することを示しています。
女性特有の身体的特徴と肩こり・首こりの関係
女性は男性と比較して、以下の身体的特徴により肩こり・首こりを発症しやすい傾向があります:
- 筋肉量の違い:首・肩周りの筋肉量が男性より少ないため、同じ負荷でも疲労しやすい
- ホルモンの影響:エストロゲンの変動により筋肉の柔軟性や血流に影響を受ける
- 体型の特徴:なで肩の傾向があり、肩甲骨周りの筋肉に負担がかかりやすい
- ストレス反応:ストレスに対する身体反応として肩に力が入りやすい
エビデンスに基づく効果的な運動法:筋力強化が最も重要


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南アフリカ理学療法ジャーナルに掲載されたシステマティックレビューでは、8つのランダム化比較試験を分析した結果、筋力強化運動が首の痛み軽減に最も効果的であることが証明されました。5つの研究すべてで筋力強化運動による有意な痛みの改善が認められ、レベルII エビデンスとして推奨されています。
即効性のある筋力強化エクササイズ
1. チンタック(深層頸部屈筋強化)
実行方法:椅子に座った状態で、あごを軽く引いて二重あごを作るような動作を行います。首の後ろに軽いストレッチ感を感じるはずです。
項目 | 詳細 |
---|---|
保持時間 | 5秒間 |
反復回数 | 10回 |
実施頻度 | 1日3回 |
効果 | 前方頭位姿勢で弱化しやすい深層頸部屈筋を強化 |
2. 肩甲骨スクイーズ(菱形筋・僧帽筋強化)
実行方法:腕を体の横に下ろした状態で、肩甲骨を背中の中央に向かって寄せます。肩甲骨の間に鉛筆を挟むイメージで行います。
- 保持時間:5秒間
- 反復回数:10-15回
- 実施頻度:1日2-3回
- 効果:姿勢維持に重要な後背部筋群を強化し、肩の安定性を向上
3. ウォールエンジェル(上背部・肩強化)
実行方法:壁に背中をつけて立ち、足を壁から15cm程度離します。肘を90度に曲げて腕を横に上げ、肘と手首を壁につけたまま上下に動かします。
- 可動域:壁との接触を保ったまま可能な限り上下に動かす
- 反復回数:10-15回
- 実施頻度:毎日
- 効果:姿勢改善、後部三角筋と菱形筋の強化
柔軟性向上のためのストレッチプログラム
筋力強化と並行して行うストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、可動域を改善します。以下のストレッチは、デスクワーク中でも簡単に実行できます。
1. 上部僧帽筋ストレッチ
実行方法:座った状態で頭を片側に傾け、耳を肩に近づけます。反対側の手で軽く圧をかけてストレッチを深めます。
- 保持時間:20-30秒(各側)
- 反復回数:各側2-3回
- 実施頻度:作業中2時間ごと
2. 肩甲挙筋ストレッチ
実行方法:頭を片側に向けてから、あごを鎖骨に向かって下げます。後頭部に手を置いて軽く圧をかけます。
- 保持時間:20-30秒(各側)
- 反復回数:各側2-3回
- 実施頻度:作業中2時間ごと
デスクで実践できるマイクロエクササイズ
長時間の作業中に実践できる短時間のエクササイズは、筋肉の緊張を予防し、血流を改善します。以下のエクササイズは着替えや特別な器具を必要とせず、オフィスで気軽に実行できます。
エクササイズ | 実行時間 | 頻度 | 主な効果 |
---|---|---|---|
肩回し | 後方10回、前方10回 | 1時間ごと | 肩の緊張解放 |
首の回旋 | 各方向5回ずつゆっくり | 2時間ごと | 首の可動域改善 |
座位脊椎ツイスト | 各側15秒保持 | 2時間ごと | 背中の緊張緩和 |
ドアフレーム胸部ストレッチ | 30秒保持 | 1日3回 | 前方姿勢の矯正 |
エルゴノミクス(人間工学)に基づくワークスペース最適化


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運動と同様に重要なのが、ワークスペースの人間工学的な設定です。Mayo Clinicのガイドラインに基づく適切なセットアップは、肩こり・首こりの根本的な予防につながります。
椅子の最適設定
椅子は長時間のデスクワークにおける基盤となる重要な要素です。適切な椅子の設定により、脊椎の自然なカーブを維持し、筋肉への負担を大幅に軽減できます。
椅子の部位 | 最適な設定 | 重要性 |
---|---|---|
座面の高さ | 足裏全体が床につき、太ももが床と平行 | 下肢の血流促進と腰部負担軽減 |
腰部サポート | 腰椎の自然なカーブを支持 | 猫背防止と脊椎アライメント維持 |
アームレスト | 肘が体に近く、肩がリラックス | 肩の緊張軽減と腕の重量支持 |
背もたれ | 完全に座った時に背中全体を支持 | 体重の均等分散と筋疲労軽減 |
モニターとキーボードの配置
モニターとキーボードの適切な配置は、首と肩の中立位置を維持するために不可欠です。以下のガイドラインに従って設定することで、「テックネック」を効果的に予防できます。
モニター配置の黄金ルール
- 距離:モニターから50-100cm(腕の長さ程度)
- 高さ:画面上端が目線の高さか、やや下
- 角度:窓に対して垂直に配置し、反射を防ぐ
- 二重焦点レンズ使用者:モニターを2-5cm低く設定
キーボード・マウスの最適配置
- キーボードを体の正面に配置
- 手首をまっすぐ保ち、手を肘の高さかやや下に
- マウスをキーボードと同じ面に、手の届く範囲に配置
- マウスの感度を調整し、軽いタッチで操作可能に設定
- デスクに硬いエッジがある場合は、リストレストを使用
ライフスタイル改善による根本的解決策


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肩こり・首こりの根本的な解決には、運動とエルゴノミクスに加えて、ライフスタイル全体の見直しが重要です。研究により、心理的要因が痛みの持続に大きく影響することが明らかになっているため、包括的なアプローチが必要です。
効果的な休憩戦略
人間の体は継続的な動きを前提として設計されており、長時間の静的姿勢は筋骨格系に大きな負担をかけます。科学的研究に基づく効果的な休憩戦略を実践することで、筋疲労を予防し、血流を維持できます。
- 20-20-20ルール:20分ごとに20フィート(約6m)先を20秒間見る
- 1時間ごとの立ち上がり:2-3分間の軽い歩行や立位作業
- 30分ごとのマイクロブレイク:30秒間の姿勢リセット
- 歩行ミーティング:可能な場合は電話会議を歩きながら実施
ストレス管理と痛みの心理学
前述の研究で示されたように、否定的な痛みの予期や身体化傾向は、首・肩の痛みの持続リスクを大幅に増加させます。そのため、ストレス管理は痛み軽減の重要な要素となります。
- マインドフルネス瞑想:1日10-15分でストレス軽減と痛み耐性向上
- 深呼吸法:4-7-8呼吸法を休憩時に実践
- 漸進的筋弛緩法:筋肉群の系統的な緊張と弛緩
- 認知的再構成:痛みや仕事に対する否定的思考の見直し
睡眠と回復の最適化
質の高い睡眠は筋肉の回復と痛み管理に不可欠です。睡眠不足は痛みの感受性を高め、他の介入の効果を減少させる可能性があります。
- 睡眠姿勢:首のアライメントを維持する支持的な枕の使用
- 睡眠衛生:一貫した就寝ルーチンと7-9時間の睡眠
- 回復環境:涼しく、暗く、静かな寝室環境
- 就寝前ルーチン:軽いストレッチやリラクゼーション
専門的治療が必要な場合の判断基準


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セルフケアは多くの場合に効果的ですが、特定の症状がある場合は専門的な評価と治療が必要です。早期の適切な介入により、症状の悪化を防ぎ、より効果的な回復を促進できます。
緊急性の高い警告症状
以下の症状がある場合は、直ちに医療機関を受診してください:
- 外傷や怪我の後の激しい痛み
- 腕や手のしびれ・麻痺
- 腕や手の筋力低下
- 首の硬直を伴う頭痛
- 保存的治療にもかかわらず悪化する痛み
専門的治療オプション
セルフケアが不十分な場合、医療専門家は追加的な介入を提供できます:
- 理学療法:個別化された運動プログラムと手技療法
- 作業療法:職場評価と人間工学的修正
- マッサージ療法:軟部組織の可動化と緊張緩和
- カイロプラクティック:脊椎の手技療法とアライメント矯正
実践的な行動計画:段階的アプローチで確実な改善を
知識を実践に移すことが最も重要です。以下の段階的アプローチにより、持続可能な変化と確実な痛みの軽減を実現できます。
第1-2週:基盤構築期
- ワークスペースのエルゴノミクス評価と調整
- 基本的な筋力強化運動の開始(チンタック、肩甲骨スクイーズ)
- 1時間ごとの立ち上がり習慣の確立
- ストレス管理技法の導入
第3-4週:拡張・改良期
- 上級筋力強化運動の追加(ウォールエンジェル)
- 定期的なストレッチルーチンの組み込み
- 睡眠と回復習慣の最適化
- 進歩のモニタリングと戦略の調整
第2ヶ月以降:維持・最適化期
- 一貫した運動ルーチンの確立
- 定期的なエルゴノミクス評価
- 継続的なストレス管理
- 必要に応じた専門的相談
効果測定と継続のためのモニタリング方法
改善の進歩を客観的に評価することは、モチベーション維持と戦略の最適化に重要です。以下の方法により、効果を定量的に測定できます。
痛みと機能の評価指標
評価項目 | 測定方法 | 評価頻度 |
---|---|---|
痛みの強度 | 0-10のスケールで毎日記録 | 毎日(夕方) |
首の可動域 | 左右回旋、前後屈の角度測定 | 週1回 |
作業効率 | 集中力持続時間と疲労度 | 週1回 |
睡眠の質 | 入眠時間と中途覚醒回数 | 毎日 |
継続のための実践的戦略
- 習慣の積み重ね:既存の習慣に新しい運動を組み合わせる
- 環境の設計:運動を思い出させる視覚的手がかりを配置
- 社会的サポート:同僚や家族と目標を共有
- 柔軟性の維持:完璧を求めず、継続を優先
まとめ:科学的根拠に基づく持続可能な解決策


出典:photoAC
長時間のデスクワークによる肩こり・首こりは、現代女性にとって深刻な問題ですが、適切な知識と継続的な実践により確実に改善できます。筋力強化運動が最も効果的であることが科学的に証明されており、特にチンタック、肩甲骨スクイーズ、ウォールエンジェルは高い効果が期待できます。
重要なのは継続性です。研究が示すように、筋力強化運動の効果は定期的な実践によってのみ得られます。小さな変化から始めて、徐々にルーチンを構築していくことが成功の鍵となります。
今日から行動を開始しましょう。まずは一つのエルゴノミクス調整、一セットのチンタック、そして最初の立ち上がり休憩をスケジュールしてください。痛みのない快適な働き方への第一歩は、その小さな行動から始まります。
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